僕がこの本を読んで、関心をもった言葉がいくつかあります。
一つ目は、「マイナス発言は自分を後退させる。」です。
僕は、たまにマイナス発言を言ってしまうので、それを改善するためというのもあり、関心をもちました。
ここに書いてあるのは、「サッカーというのは、いろいろな要素や人間が複雑に絡み合っているため、ミスを人のせいにしやすいスポーツなのだと思う。」です。僕はこの言葉を読んで、共感しました。
なぜかというと、サッカーの場合、チームプレーなので、チームメイトがミスをしたら、すぐに責任をおわすことができます。
しかし、長谷部選手の考えは、「マイナス発言をいうことは、現状をとらえる力をなくし、自分で自分の心を乱してしまう。」と言っています。
なので、ぼくは、マイナス発言を言わずに、自分の心を乱さず、現状をとらえる力をつけたいと思いました。
二つ目は、「楽な方に流されると、誰かが傷つく。」です。
一つ目と似ているところもありますが、僕は自分に甘いので、これを読み、学習することができました。
この言葉の後の話しの説明で学んだことは、たとえ楽な方に流されてしまいそうになっても、お世話になった人の顔を思い浮かべることです。そしたら、弱い心にもブレーキがかかると思います。
この二つから、学んだことは、楽な方向に進むことは、自分自身を乱し、周りにも迷惑をかけてしまいます。
なので、これからは今までのことを生かし、がんばりたいです。
ユウマ(U-13)
読書の心得
早く効果を上げたい気持ちはわかります。
ですが、本を読むときは、
頭の中から「たぶんこういうことだろう」
という推測を捨て去った方がいいと思います。
頭の中を空っぽにして、本の世界に飛び込む感じです。
頭じゃない。
魂のこもった著者の心を、
からだ全体で受け止めるんです。
吉田 松陰(よしだ しょういん)/日本の武士、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者として知られる
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