読書感想文(16年8月)

カテゴリ :
U-15
読書
タグ :
投稿者 :
木藤 大輔

U-15 読書感想文表彰選手

U15_2016年8月受賞者「ハルキ」「コウヘイ」「カイリ」「シュウ」


コウヘイ(U-14、写真中央左)
僕は、「夏の庭」の本を読んで、老人は3人にとって人生において大切な存在だったと思います。老人も少年達の御蔭で孤独な人生から少年達と交流することにより楽しく幸せな人生になっていったと思います。
老人が、少年達に自分が観察されていると知って逆に仲良くなったのは孤独な人生を歩んでいた中、少年達と出会って、今後、幸せな人生を送りたかったからだと思います。妻もいない中、少年達との出会いが老人にとってはとても嬉しかったんだと思いました。
日々、老人と少年達との交流が深まっていき、友情を深めていったそんな中、忽然とこの世を去ったのは僕も驚きました。あんなに含気だった老人がこの世を去るとは思ってもいませんでした。この出来事から僕が思ったことは、あんなに少年達と仲良く楽しくできていたけれど、老人にとっては、自分の最後の力を振り絞って生活していたんだなと思いました。また、この本を通じて、偶然が重なり合い、世代を超えた友情が生まれることもあるのだなと思いました。
今後、僕の人生においての人との出会いを大切にしていきたいと思います。
 
 
シュウ(U-13、写真右端)
この本は、湯本香樹実さんの書いた本で、いつも一緒にいる3人が死んだ人がみたいという好き心から、もうじき死ぬんじゃないかとうわさされているおじいさんを見張ることになる。しかし、見張られているということを知ると、日に日に元気になっていく。やがておじいさんと3人の仲は深まっていき、話すようになった。サッカーの合宿で、いなくなっていたあいだに、おじいさんは死んでしまっていた。
僕はこの夏の庭という本を読んで、とても話が面白く、深くて良い話だと思いました。でもこの本を読んで、一番思ったことは、生きてて良かったということです。世の中には、生きたいのに死んでしまう人も沢山います。なので、人生を大切にしていきたいと思います。
それに、日常生活では好き心を持って、いろいろな体験したり、経験を積み、それをサッカーにつなげるようにしていきたいと思います。
最後に、いい変化と悪い変化があると書いてありましたが、いい変化をしていきたいです。
 
 
ハルキ(U-14、写真左端)
夏の庭という本は最初、夏の庭で起きた出来事を書いた本だと思いました。実際は全然違いました。少年達の成長を書いた本でした。少年達がある日、疑問に思いました。「死んだらどうなるんだろ」と。そこで少年達は近所のおじいさんを見張ることになりました。しかし、あるきっかけで少年達とそのおじいさんは仲良くなりました。そして、8月の後半、夏休みのサッカーの合宿に少年達は行きました。帰ってきたらおじいさんは亡くなっていました。この物語から学んだことは人が人へ与える影響です。人は一人では生きていけません。この物語では少年達がおじいさんの人生に影響を与えました。おじいさんはそれまで、家にこもり、ダラダラしていました。しかし、少年達の影響で生きる活力をもらい、色々なことをしながら生活していきました。自分も今後の行動に気を付けようと思いました。
 
 
カイリ(U-13、写真中央右)
みんなそうだと思いますが、本を読む前には台名を必ず見ると思います。僕も同じように台名を見てから読み始めました。ですが、本の内容が台名に似合わず、いきなり「死」のことから始まったのには少しおどろき、引きつけられました。
本の内容では、3人の少年が本当の死を自分の目で見てみたい。と思いおじいさんのことを見張りますが、この考えはすごく子供っぽく、バカバカしくならずに毎日続けられるところもすごく小学生っぽいな。と思いました。でも死に向かっていたはずのおじいさんは毎日どんどん元気になっていき、少年たちも次第にそんなおじいさんの手伝いをするようになりました。花を植えたり、余計なお節介をしたり、花火を上げたり。いつしかそこは少年たちの居場所になっていました。そして、突然訪れたおじいさんの死。本来の目的だったはずなのに、少年たちは悲しみに飲み込まれそうになりました。少年たちは、別れを知りました。
 
 

読書で知見を広め、学習習慣を身につけさせる

読書の習慣は身についていますか? 読書の習慣さえ身につけさせれば、自主的に視野を広げ、学習習慣を身につけていくものです。

ムーギー・キム/ミセス・パンプキン

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