良い練習があるとすればそれは試合につながる練習です。
試合につながる練習にするためには、目的を明確に設定する必要があります。
つまり練習に目的意識があるかどうかです。
何に使うのか、どこに到達するのか、なぜ○○までやるのか、何をしたいために練習するのか、これが目的意識だと考えています。
最近は、この目的意識が選手にとって必然性が感じられるものに設定できるかが肝だと思っています。
やらされてやる練習から抜け出すためにはもちろん取り組む姿勢も大事ですが、やる理由を選手が実感できれば、より意欲的に取り組むのではないかと思います。
こちらが身につけさせたい力を選手が自ら掴み取ったように思わせる、そんな練習を実現できるように、教えることと引き出すことのバランスを考えていきたいと思います。
マツゾノ