「あの負けが転機だった」
そう思えるような半年間を過ごしたい。
総力を結集して臨んだU-12リーグ初日、インテル戦。
前半は相手のストロングポイントを消す戦術が功を奏したが決定機を活かせず0ー0で折り返す。
「どちらが先制するか」そこが勝負の分かれ目だった様に思う。
先制されたあたりから徐々に綻びが生じ、最後は地力の差をまざまざと見せつけられた。
あれ、
いつも負けたら泣いてる奴が試合後に泣いてない。
「完敗だわ〜」差を認めたのか清々しささえ漂う。
でも
「全日本で絶対リベンジしてやる」静かながら力強い一言。まだまだ強くなるな、この子たちは。
優勝を目指していた前期リーグで早くも躓いてしまった落胆は、正直小さくない。
昨年はたった1敗で前期・後期共に2位。このリーグの厳しさは嫌と言うほど思い知らされている。
それでも、あのチームとここで戦えてよかったと心から言える。それぐらいの衝撃が走った。
半年後に、もはや埋められない差を突き付けられるよりかは余程マシ。
本当に強い、良いサッカーをするチームだった。
そして良いゲームだった。
なんだろうな、「俺たちもあそこまでいける」そう思わせる何かがある。
這い上がってやる。これからが楽しみです。
Kido Daisuke