飛び級した方がレベルアップできますか
FCバルセロナ(当時)のリオネル・メッシは13歳でバルサのカンテラに入りましたが、まわりの選手よりもかなり小さかったので、最初の1年目は1つ下の学年でプレーすることがありました。あのメッシが、“飛び級”どころか“下げ級”をしていたのです。アルゼンチンにいた時からメッシは突出した才能を持っていて、バルサに引き抜かれたわけですが、うまいからと言って“飛び級”をしていたら、体格の大きな相手の中でつぶされていたかもしれません。とりあえず上でやればいいというのは間違いです。
浜田 満(はまだ みつる)/U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジを主宰