意識のズレはプレーのズレになる 〜合わせるのはまず気持ち〜

カテゴリ :
マツゾノ日記
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投稿者 :
松薗 智也

パスが通らない。
プレーが噛み合わない。
そんな時にこそ、「ズレ」の正体を探る必要があります。

「これくらいでいいだろう」と「ここまでやるべき」の差。
「たぶん大丈夫だろう」と「いや、やらないとダメでしょ」の差。
ほんの少しの意識の違いが、そのままプレーの温度差になって表れます。

お互いがどこまでを「当たり前」とするか。
その基準を合わせるために、日々のトレーニングがあります。

もちろん、ズレるのは仕方ないことです。
でも、ズレたままにしないことが大事。
「なんであの動きだったのか」「こう見えていたから、こうした」
その会話を繰り返す中で、少しずつ、ズレは埋まっていきます。

そして、何よりも大事なのは、同じ方向を向いているつもりにならないこと。
同じ目標を持っていても、同じ熱量とは限らない。
だからこそ、目を合わせて、言葉を交わして、時にはぶつかって。
意識のすり合わせを重ねたチームは、きっと本番でもぶれません。
チームである以上、意識の解像度は揃えておきたい。

合わせるのは、動きよりもまず気持ち。
その積み重ねが、プレーの精度とチームの強さにつながっていきます。
今日も、グラウンドでの小さな意識のすり合わせを、大切にしていきましょう。

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