<U-12>来季の1部リーグ昇格を決める

カテゴリ :
監督の呟き
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投稿者 :
木藤 大輔

どれだけ嬉しかったかは、試合終了後のこの笑顔が全てを物語っている様な気がします。

今シーズンは2つの目標がありました。
『リーグ優勝』そして
『1部リーグ昇格』

贔屓目に見ても1部所属チームと互角に戦えるのでは、と感じさせる今年のU-12ですが
勝負の世界はそんなに甘くはありません。

敵は、誰より自分たち自身でした。

後期リーグ初日に痛すぎる黒星で勝点を落とし、
首位争いを左右する天王山でも悔しい敗戦を喫する。
これ以上勝点を落とせない試合では、まさかの引き分け。

しかし、そんな“負け”を経て我々はより強くなれたと断言できます。
負け惜しみかもしれませんが、負ける度にそう信じて行動しました。
「これは君たちがより強くなる、成長する大きなチャンスなんだよ。
目を背けず一回一回の練習を大事に、本当に真剣に取り組もう」と。

引き分けてから次の試合まで、3週間も空いたのもとても幸運でした。
この時間を利用して大きくチームを立て直すことができたと思います。

仲が良い反面、腹を割って話し合うことが意外と乏しい今年のU-12。
これは成長のチャンス! と引き分け直後の崖っぷちで敢えて自分たちの目標を再確認し、
目標を叶えるためのテーマと、それを実現するための行動を2週間かけて話し合いました。

目標が完成したとは言えませんが、彼らはこの話し合いをベースに活動毎に必ず顔を合わせて
「今日は(ピッチ内・ピッチ外で)こうしよう」「今日は何が良かった、何がもう少しだった」
と話し合う様になりました。

残り2試合は「絶対に勝つ」という気しかしませんでした。
GKが1対1になるピンチに陥っても、落ち着いてベンチに座っていました。
「点を取られる気がしない」そんな不思議な感覚で、正直負ける気が全くしませんでした。

最終戦は5-6年生全員がベンチ入りし、4年生以下もたくさん応援にかけつけてくれました。
本当に感謝です。あんな多くの応援での試合は、なかなか体験できることではありません。

昇格おめでとう。選手のみんな、最後まで本当によく戦いました。
保護者の皆様、最終戦までいつも温かいご声援を本当にありがとうございました。
下級生の選手・保護者の皆様、特に最終戦は多くのご声援を頂き誠にありがとうございました!!

Kido Daisuke


個人的な話で大変恐縮ですが、先々週の月曜未明に93歳で他界した祖母にこの勝利を捧げます。

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