U-12波崎遠征2024春

カテゴリ :
監督の呟き
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投稿者 :
木藤 大輔

U-12(6年)にとっては最後の遠征となるであろう今回の波崎。

なにか面白いことしたいな
と思った時にこの大会形式はドンピシャでした。
なんと11人制!! どこを探しても11人制はここしか見当たりませんでした。
※日本の少年サッカーは8人制
この大会に参加すれば、ある種「本物の」サッカーを垣間見ることができると。

小学生最後の機会なので、できるだけ自分たちで遠征をデザインしてもらう。
夕食、ミーティング、起床、朝食、(出発時間だけはこちらで指定)、、、
試合前のウォーミングアップ、前後半の入り方、長所と改善点の確認、、、

ミーティングは決めた時間に入室したら始まってて、
私は「こうすれば良いよね?」と口を出したい気持ちを必死に押さえて、
初日あまり上手くいかなかった?W-upについても「明日のアップ確認しよう」と話し合ったり、
苦手なセットプレーに関しても「しっかりやろう」という“人任せ”な姿勢から「誰と誰が競って」「誰と誰は、、、」と全員の役割を明確にしたのもとても良かったし、
(現に2日目は作戦通りのセットプレーで見事なゴールが生まれた!!)
選手たちが一通り話し終えた後「コーチからは何かありますか?」とあくまで能動的な聞く姿勢、
私はとっても成長を感じました。小学生の目指すべき姿の一例だとも思いました。
※同じ宿に泊まっていた他チームさんからも「子どもたちだけで凄いですね〜」とお褒めの言葉を戴いたり★

食事の後片付けが半端だったのはご愛嬌。笑

優勝を争ったのは東京Tリーグ所属の江東フレンドリーSCさん。
今までの相手なら前線プレス作戦がハマって勝ててたのが一変、
プレスは軽々とパスワークで剥がされ相手に主導権を握られる。
そんな相手に「プラスの位置を調整しよう」とか「立ち上がりはこうで、半分経ったらこうで、」と戦略的な会話ができるようになり、
この相手と戦えたお陰で選手たちの潜在能力が見事引き出され、
最終戦の完勝につながったと思います。見事な戦いぶりでした。

11人制で12人の参加。
文字通り全員が主役。全員が特長をよく活かし活躍しました。
何より「チーム戦術」「ゲームの流れ」を肌で学べたことなど、
とてつもなく充実した2日間でした。解散前の表情が印象的です。

6年生の活動も残り2か月弱。
ますます力強くプレーしてくれる事を期待してます。


果たして最高の大会だった訳で


出発。もはや親御さんの見送りもありません(笑)


7年程前にU-15 1〜3期生がお世話になった「梅はら」さん。懐かしい…
女将さんもしっかりお話ししてくださる方で、選手も聞き入ってました。
「コーチ、朝は海まで走ろうぜ」
って言い出した選手がいたのも女将さんが波崎を紹介してくれたお陰か。


朝6:00に集合のはずが、日の出前で真っ暗だったので6:15にテイク2


名産のイチゴを戴きました。


優秀選手

Kido Daisuke

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