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セレクションを3回に分けて行う理由は、効率よりも納得を大切にしているからです。
誰に選ばれるかよりも、どこを自分で選ぶか。
その経験が、これから先の「選ぶ力」につながっていくと信じています。
選んだ選手を信じるクラブでありたいから、選ぶ過程も大事にします。
アンビシオンのセレクションには、ひとつ大きな特徴があります。
それは、第1希望表明ができることです。
「このクラブに入りたい」
「このチームで、これからの数年間を過ごしたい」
その意思を、はっきりと伝えることができる仕組み。
「選んだ」という行為そのものが、成長の始まりになります。
大志を抱くことは、毎日の選択から始まる――その考えを、ここに込めています。
第1回のセレクションでは、そんな第1希望表明者と、併願希望者が同じ場に立ちます。
本気で向き合いに来た選手たちと、その背中を押す保護者の皆さま。
私たちは、想いを行動に変えられる選手を、大切にしたいと思っています。
だからこそ、この回を選んでくれた選手には、特典制度も用意しています。
優遇ではなく、その想いへの還元として、体験で応えます。
第2回のセレクションでは、一般の応募に加え、他クラブを経験し、再びアンビシオンを選び直す選手も対象にしています。
「他のクラブを受けたが結果が出なかった」
「やっぱりアンビシオンが気になる」
という選手にとって、選び直す力を育む機会です。
一度見た景色に、もう一度飛び込んでくる。
迷いや不安を抱えながらも、自分で決めてここに来る。
その姿勢に、私は毎年、心を打たれます。
「変われる順」――この言葉は、ここで生きてきます。
第3回は、全体の最終選考です。
じっくり考え、最後に選びたい選手を対象にしています。
「時間をかけて選びたい」「今になって本気で考えたい」
という選手に向けて開かれた場です。
その年の応募状況や成長段階に応じて、最終的な見極めを行います。
もちろん、ここから合格する選手もいます。
ただ、この回だけで合否を決めるのではなく、
これまでの選択と行動の道のりごと、私たちは見ようとしています。
「うまさ」だけではなく、「その子なりの歩み」に価値があると感じているからです。
セレクションとは、本来選ばれるものだと思われがちです。
でも私は、自分が選びにいく経験を提供したいと願っています。
だから、何度でも挑戦できるように構造を設計しています。
選ぶことを通じて、自分を育てていく機会にしてほしいです。
大切なのは、迷いながらでも、自分の意志で選ぶためのプロセスを支えることだと考えています。
学びを止めない選手は、プレーも止まらない。
変わることを恐れず、問い続け、自分で選んだ道を、自分で歩いていく。
その力こそが、目の前のプレーを、そしてこれからの人生を切り拓いていくのだと思います。
選ばれた理由は、他人の言葉でしか語れない。
選んだ理由は、自分の言葉で語れる。
それは、進んだ後に立ち返れる場所になります。
迷ったとき、自分の背中を押してくれる支えになります。
“選ばれた理由”より、“選んだ理由”が残るセレクションを。
素敵な選手たちとの出会いを楽しみにお待ちしております。
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