SSクラスの話。
ある選手が倍率20倍という難関を突破し、全国大会常連の東京No.1チームに見事合格。
今後はそちらの活動に専念するため、7月一杯でSSクラスを卒業することになりました。
続けて8月、時期尚早ではあるものの6年生の子がSSクラスを卒業。
ある世界規模のジュニアユースに内定し、今後はそちらの活動に参加できるとの事。
彼が入ってからSSの雰囲気がガラッと変わり、皆の意識も高まり本当に良い影響を与えてました。
2人のサッカー人生を考えると喜ばしい以外に言葉はないのだけれど、やっぱり少し寂しいです。
けどSSクラスの目的は、選手一人ひとりが自信を高め、選手として自ら望んだ道に進むという事。
そういった意味で、彼らの卒業は今までで最大の成果と言えます。
この2人に共通していたのは『向上心』『集中力』『考える力』です。
コーチ(私)の話を常に真剣に、また素直に耳を傾けてました。
どの練習メニューでも負けず嫌い精神を発揮、1位を目指す集中力は群を抜いてました。
そして、一番重要なことは「どうすれば上手くなれるか」を常に自分の頭で考えていた事です。
人の話を聞くといっても決して鵜呑みにせず、自分なりの方法論で自ら考え行動してました。
彼らが語った挨拶を抜粋。
「僕はSSクラスを卒業しますが、みんなでこのクラスをどこよりも良いサッカーにしてください」
FCアンビシオン、またSSクラスの“血”はこうして引き継がれていくのだと思い嬉しくなりました。
彼らに負けてられないですね!!
Kido Daisuke