文武両道の実践

カテゴリ :
監督の呟き
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投稿者 :
木藤 大輔

アンビシオンでは「文武両道」を掲げています。

4年間在籍した出身大学サッカー部のコーチとして、私は指導者のキャリアをスタートしました。
様々な選手と関わってきた中で、それ(文武両道)が実践されている選手ほど、結果としてプロの世界で今でも生き残っていることを、現実として何度も目撃してきました。
また、大学で現役を終えた選手であっても、文武両道の実践者は社会人で大きく活躍しています。
「勉強」と「サッカー」。一見、全く別物の様な感じがして大きく関連しているから不思議です。

U-13の選手たちは間もなく学年末試験です。
先週末から1週間、テスト勉強のために試験休みを設けてみました。
良い試験休みを過ごせる様、4週間かけて行動計画表を選手と共同で作成・更新してきました。
夜練習の前には部屋を借りて、皆で集まって実際に90分間勉強しました。ハーフタイムは3分で。
(勉強風景を撮影しようと何度か思いましたが、皆の取り組む姿勢が真剣で空気読みました。笑)

勉強は得意な子もいれば、そうでない子もいます。アンビシオンの子たちも例外ではありません。
実際に苦手というよりかは、苦手に「感じて」しまっているのではと推測し、大抵がそうでした。
そんな選手とは徹底的に行動計画表を練り上げました。
実際にほとんど練習に参加できない、なんて事もありました。ボロボロ涙をこぼす子もいました。
「サッカーしに来たのになんで」と思ったかも知れません。それでも妥協無しで取り組みました。

これで成績が上がらなかったとは言わせません(笑)。最後の1日、1分、1秒まで全力を尽くせ。

Kido Daisuke

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