僕が思うに最近の若者は絶対的な手足の長さが変わっている。だから練習法も変えていかないといけない。我々はもう農耕民族じゃないんですよ。今の選手は手足が長いので、スピードは上がっていますが、一方で絶対的な体力がなくなっているのも事実。昔ながらの練習をさせると、パフォーマンスが発揮される前に故障しちゃいます。だからスピードとスタミナを組み合わせた“ハイブリッド走法”でいかないといけないと僕自身は思っています。
原 晋(はら すすむ)/青山学院大学陸上競技部監督。’15年、’16年と2年連続箱根駅伝総合優勝
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