U-15 読書感想文表彰選手
レン(U-15、写真左)
僕は、元川悦子さんの書いた「僕らがサッカーボーイズだった頃2」を読みました。この本は、ブラジルワールドカップのときの日本代表選手がプロサッカー選手になるまでの努力などが書いてあります。
僕はこの本を読んで、自分の特徴などを伸ばすことを今まで以上に大事だと感じるようになりました。この本の中でたくさんの選手が、自分の武器や特徴を作ることが大事と言っているからです。たとえば、遠藤選手は、小さい頃から、常に首を振って周りを見ることを習慣にしたり、正確なキックを蹴れるようにと、壁の小さなパイプ穴に向かってフリーキックの練習をしたりしていました。そしたら、プロでも正確なキックや判断でゲームを組みたてるボランチになりました。酒井高徳選手は、サッカーを始めたのが小学5年生でしたが、高いスピードと運動量を生かして、サイドバックやボランチとして活躍しています。遠藤選手や高徳選手などのように、だれにも負けない特徴を作れば、それだけでプロにかなり近づくと思いました。常に首を振るとか、ちょっと意識を変えて続けるだけでも一つの長所になることもわかったので、これから意識していきたいです。
コウキ(U-14、写真右)
この本を読んでまず最初に思ったことは、読んでいてとても楽しく話が進むなというとこです。本の中の主人公達がやっていることは自分もやってみたいなと思わせるもので、その中での親への怒りをぶつけたり誰も使わなくなった工場で中学校の一年二組の男子全員が閉じ込もり、大人と闘いながら生活していくのはこの年頃だと誰もがやってみたいと思ったことがあると思います。そんな話をさらに読者がハラハラしながら読めるように工夫されているのもすごいと思いました。
何世代にもわたって読み継がれてきた、不朽の名作は誰が読んでも、大人が読んでも学生時代に入り込めるような作品でとても面白かったと思いました。
読書で知見を広め、学習習慣を身につけさせる
読書の習慣は身についていますか? 読書の習慣さえ身につけさせれば、自主的に視野を広げ、学習習慣を身につけていくものです。
ムーギー・キム/ミセス・パンプキン
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