2020年振り返り

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フクダコラム
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ambicion

お世話になっております。U-10、U-11担当の福田です。

大変な一年でしたが、保護者の皆様、関係者の皆様のおかげで無事に終えることができました。
まずはこの場を借りて、感謝を申し上げます。

今回初めてブログを執筆させていただく上で、保護者の皆様への自己紹介がまだでしたね。簡単に紹介させてください。
福田紘平と申します。出身は群馬県ですが、親の転勤で10歳から茨城での生活が始まりました。
物心ついたころからサッカーを始め、大学まで選手として活動しており、在学中には地元の少年団で4年間指導を行っていました。
大学卒業後は証券会社に勤務し、大阪の難波で働いていました。3月末に会社を退職した後、FCアンビシオンでお世話になっております。
このような決断をした理由は話せば長くなりますので、またの機会に書ければと思います。

さて、本題である2020年の振り返りをしていきましょう。本来であれば4月からアンビシオンでの活動に参加させていただく予定でしたが、チームの活動休止の影響もあり6月から参加することとなりました。
指導者としては2チーム目になりますが、新たな気づきが多く、指導者として成長することができた一年でした。

各カテゴリーの振り返りをしていこうと思います。まずはU-10。
人数も多く、非常に元気のある学年です。毎回の練習でパワーをもらっています。
トレーニングが再開した6月頃は個々の選手が自分とボールの関係を強く認知してサッカーをしていました。そのためボールに多くの選手が群がるいわゆる団子サッカーという状態でした。
そのため味方やスペースを認知させ、適切なサポートを行えるようなトレーニングをメインに行っていきました。その結果、今では幅と深さがあり、ピッチを広く使えるようになりました。
この年代はまだ5vs5のゲームが多いですが、来年以降増えてくるであろう8vs8のゲームへの下準備はある程度できてきたのかなと思います。

以下の写真は12/20に千葉の幕張で行われたミニサッカーの大会です。結果は全敗でしたが、相手のレベルが非常に高く良い経験になったと思います。

続いてU-11。この学年を最初に見た時の印象は「もったいないな」でした。技術やセンスはあるのにサッカーに対して真摯ではない。仲間に対してリスペクトがない、人のせいにする。
こんな印象でした。サッカー以前に変えなければならないことがたくさんある。そう思い、選手とのコミュニケーションを増やし、選手たち同士で話し合う時間も多く設けました。
自発的に仲間へのリスペクトを持ち、選手自身で改善していってくれました。まだまだ全体的に未熟ではありますが一番の嬉しい変化です。

ではピッチ内ではどうでしたでしょうか。基本的にこのカテゴリーは大きなコートを使える時はゲームのいくつかの局面(ビルドアップ、相手のビルドアップに対する守備など)を切り取りトレーニングをし、パライーゾでトレーニングの際は個人にフォーカスした技術と判断のトレーニングを行ってきました。一番成果として現れたのはビルドアップでした。GKと2CBで数的優位を作り、確実に中盤エリアまで前進することができるようになりました。前進した後の、最後の崩しの局面のアイデアやパターンがまだまだ課題ですが、そこは今後トレーニングしていくことにします。
パライーゾでのトレーニングも非常に集中して質の高いトレーニングとなりました。止める蹴るの技術は確実に進歩しており、高いレベルの判断が要求されるトレーニングにも集中して取り組み確実に自分のものとしています。

10月にミーテイングを開き、来年の全日本少年サッカー大会の目標について話し合いました。私からの要求は、キャプテンを決めることと、自分たちが努力可能な現実的な目標を立てることでした。
選手間で2時間近く話し合いを重ね、ブロック優勝という目標を設定しました。現状のレベルでは実現は厳しい目標でしたが、そこからトレーニングへの意識も変わり、ようやくスタートラインに立てたのではないかと思います。とはいえまだまだ目標達成のためには技術も精神も足りておらず、さらなる成長が必要です。

簡単ではありますが、このように振り返ってみました。とても充実した一年だったと思います。
自分自身も選手とともに日々成長していきたいと思います。
今後とも応援のほど宜しくお願いいたします。
 
 

U-12コーチ

福田 紘平(ふくだ こうへい)

生年月日 1996年5月17日
出身 鹿児島県
サッカー歴 手代木SC→つくばFC→牛久栄進高校→筑波大学
指導歴 手代木SC(2015.4~2019.3)
指導実績 全日本少年サッカー大会茨城県大会準優勝
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