いよいよJリーグが開幕しました。
今年は百年構想リーグとして変則的なレギュレーションでの開催となっています。
私は、試合を観ることには、大きな価値があると思っています。
それは「上手くなるためには、練習あるのみ」という発想とは、少し違います。
練習でしか学べないこともありますが、試合を観ることでしか得られないものも確実にあります。
試合を観ている選手は、選択肢をすでに知っている選手です。
「次何が起きそうか」
「どうすれば崩せそうか」
引き出しを持っているからこそ、練習での学び方が変わります。
「この場面、自分だったらどうするか」
「なぜ、あの選手はこの選択をしたのか」
そんな視点で観るだけで、同じ試合がまったく違って見えてきます。
予想しながら観ると、景色が変わる。
画面越しの経験が、ピッチでの判断を支えてくれます。
そして、その知識や感覚があるからこそ、練習や試合での学びの受け取り方も変わってきます。
プレーの引き出しは、トレーニングだけではなく、観ることでも増やせるものです。
映像は、“もう1人のコーチ”になり得る。
それも、自分のためだけに用意された、気づきを与えてくれる存在です。
ハイライトでも構いません。
まずは、観てみること。
観ることが当たり前になったとき、プレーはきっと変わっていきます。



