僕が思う大切なこと
「頑張れ！ 頑張れ！ もう少しだ！ 最後まで頑張れ！」
今年度の（日本人学校の）水泳大会の日、皆は全力で応援していました。僕も、この時必死で応援していました。僕は、一人ひとりが頑張ろうとする気持ちに感動しました。僕は、最後まであきらめずに頑張ろうとする気持ちは、本当に大切だと思います。人を感動させたり、影響を与えたり、勇気を与えてくれたり、たくさんの人が気持ちを動かされると思います。僕は、「頑張ろうとする気持ちの大切さ」がどれだけ重要なのかを皆に知ってもらいたいです。
スポーツだけでなく、勉強をする時や、自分が今やらなければならない仕事、こういった時に、「頑張ろうとする気持ち」が自分にとって大切になってくると思います。もちろん、将来、自分が就きたいと思っている仕事で頑張ることも大切です。家族や誰かのために頑張ろうとする気持ちも大切です。
僕は、昨年の12月に、日本にあるサッカーのチームに入りました。日本に帰った時だけしか行けないけれど、そのチームメイトやコーチは、僕にとって特別な存在です。チームのコーチはとても厳しく、ストイックなので、毎回の練習がとてもきついです。700メートル10周を35分以内で走るなど、僕にとっては本当にきつい練習で、少しだけさぼりたくなったりしました。もうムリだと思った時、コーチが僕に走り方のコツを教えてくれました。とても厳しいコーチだけれど、親身になってたくさんのアドバイスをくれ、本当にうれしかったです。コーチの御蔭で、「最後まで頑張ろう。たとえ辛くても頑張るんだ」と思えるようになりました。チームメイトは、ランニングの途中に、「あと少しだから頑張ろうぜ」などを言って励ましてくれたり、背中を押して同じペースで走ってくれたりしてくれました。
僕は正直に言うと、自分が入っているチーム内では一番サッカーが下手です。でも、自分は、頑張ろうとする気持ちは皆には絶対に負けたくないです。「絶対にいつか皆より上手くなってやる！」そう思っています。
僕は、皆が来る1時間前に練習場に行ってランニングをしたり、ボールを蹴るなど練習をすることにしました。時々、中学生が練習する1時間前にやっている同じチームの小学6年生たちと混ぜてもらったりしました。「頑張れ。頑張れ」自分はいつも自分にそう言い聞かせてました。「努力なしでサッカーは楽しくない。皆に出会えて本当に良かった」と本当に思いました。
フィリピンに帰ってきて、日本のサッカーのチームで学んだことなどを実際にしました。朝、早くに学校に来て、グラウンドで走ったりしました。
皆さんは、このスピーチを聞いて、少しでも「頑張ろうとする気持ちの大切さ」が伝わったでしょうか。頑張れば頑張るほど人間として成長できるし、見ている人を感動させたり勇気を与えてくれる力があるのです。
僕は将来サッカー選手になりたいと思っています。そのために努力を欠かさず行っています。僕は、たくさんの人たちに支えられながらサッカーができています。将来は、サッカーで活躍し、周りの人たちに勇気を与えたいと思います。そして、支えてくれている全ての人に恩返しをしたいです。
コウヘイ（U-14）
