確かな一歩が、嬉しくてなりません。
2年続けて三多摩選抜ジュニアユースサッカー大会に参加できたことももちろん嬉しいのですが、
今大会は2つのカテゴリーで同時エントリーできたことにチームとしての着実な進歩を実感します。
プレーの内容はまだまだ褒められたものではありません。
しかし、昨年の同大会を全敗で終えたU-14(2年生)が、今大会2つの勝利を勝ち取ったのです。
初日に連敗してしまった2年生。
このまま終わるわけにはいかない、と檄を飛ばし臨んだ2日目。
初戦はPK戦までもつれ込みました。
圧倒時に自分たちのペースで試合を進めるも1点が遠くPKになってしまった、そんな展開でした。
最初、誰もPKキッカーを希望しませんでした。
「それでも誰かが蹴らなければならないよ」
そう伝えると、ようやく一人の選手がキッカーに名乗り出ました。とても勇気のある行動でした。
そこから、少しずつ2番・3番・・・と順番が決まっていき、ようやくPK戦の準備が整いました。
最初のキッカーは、最初に名乗り出てくれた選手です。
・・・
見事に成功!!
5人中4人が決めたアンビシオンに対し、相手チームは最後の2人が外し初勝利を手にしました。
あんなに声を出さなかった2年生の選手たち、やっと少しずつ声を掛け合う様になってきました。
試合中、一度も集中を切らすことなく相手の攻撃を食い止めました。
そんな2年生とは対照的に、1年生は残念ながら2日間とも勝つことができませんでした。
しかし、2年生たちが背中を見せてくれました。自分たちもそうだった、この1年が大事だぞ、と。
誰一人欠けることなく参加してくれた選手・スタッフはもちろん、日頃陰ながら応援してくださる保護者の皆様、いつもありがとうございます。
彼らは今年もがんばってくれそうです。成長を心より楽しみに指導して参ります!!
Kido Daisuke