みんな、よくがんばった。
よくがんばってるけど、ここで一区切りかな。
U-10/12の話。
最近、選手たちにはできる限り“主体的に取り組むこと”を促してきました。
選手たちは、おそらく持てる限り精一杯のアイディアを出し尽くしてきたと思います。
そう、出し尽くしたのです。ここからは新たな血が必要。
選手たちには、日本の少年サッカー界は大体4つのレベルに分かれるだろうと話してます。
1.日本の頂点を目指して争える様な、いわゆる全国レベルのチーム
2.全国大会出場を懸けて争える、都道府県大会出場の常連チーム
3.都道府県大会出場を懸けて争う、地域ブロックの上位チーム
4.1~3に当てはまらないチーム
アンビシオンは、今年の4月に立ち上げたばかりのチーム。
当然、設立当初は4の底辺にいたと思います。
それが、たった半年で見る見るうちに上達。
みんな本当に一生懸命に取り組んでくれています。サッカーを見ている限り、現状は4の最上位。
どうしたら3に食い込めるのでしょう。
「3に、なりたいよね」選手とよく確認します。
「なりたい!!」と言います。
「1が良いでしょ!!」と、勿論言います。
アンビシオンの目標は、最低でも2に、ジュニアのうちに到達しておく事。
当たり前ですが、そのためにはまず3にならなければなりません。
出来ないことをネガティブに捉えても仕方がないので、出来ることから上に合わせる。
用意、挨拶、話の聞き方、声のかけ方、サッカーへの想い、、、
要は、様々な『準備』があって初めて、サッカーレベルもそのステージ用に進化するのかなと。
本当に、アンビシオンの選手たちは自ら率先して、ここ最近よくがんばってきたと思う。
ただ、子どもたちだから、まだまだアイディアが足りないのも事実。仕方のないこと。
これ以上は厳しいって分かっててこのまま見過ごしてたら、ただの放置ですからね。
下地は十分。みんなの努力に感謝です。ここからが、指導者の腕の見せ所です。
子どもたちが「あー、今日も楽しかった。やっぱりアンビシオンは最高だ!!」
って思えないと、意味がない。様々な要素が絡んでくるけど、今は変化を楽しむ時。
いつも思うけど、今日が勝負です。
Kido Daisuke