春合宿を終えて 〜当たり前に気づく力が未来の土台になる〜

カテゴリ :
マツゾノ日記
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投稿者 :
松薗 智也

今年も春合宿を無事終えることができました。関係者の皆さま、選手を送り出してくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

今回の合宿は、「コンディション」と「自主性」に向き合う3日間となりました。
チームにとっての“当たり前”とは、何を、どのようにすることなのか。その当たり前を、自分で意識し、気づき、積み重ねていくこと。そして、自分の状態が万全でなくても、やるべきことを“当たり前”にできるかどうか。
練習の前に何をするか。疲労がたまってきたときに、どう自分と向き合うか。水分を摂る、ケアをする、寝る、起きる、整理整頓をする。それらすべてが、自分のコンディションを整えるための行動です。
食事の準備、カバンを揃える、スリッパを並べる、椅子をしまう、寝ぐせを直す。まずはピッチの外から、自分でコントロールできることに一歩踏み込むこと。そして、その小さな変化に“自分で気づく”こと。
そこに、これから成長していくための確かな土台があると考えています。

行動の主語が“自分”に変わった瞬間、プレーも、言葉も、表情も変わりはじめます。そして主語が“自分たち”へと広がったとき、チームは心を動かす集団へと進化していくと信じています。
学年も変わり、チーム内での立場にも新たな変化が起こる大切な時期です。変わろうとしている選手を、受け止め、励まし合える集団へ。
これからのチームの歩みに、引き続きご注目ください。




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